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【2020年版】世界空港ランキングTOP10

今回は航空会社のサービスなどを調査している「スカイトラックス社」の最新ランキングを元に、2020年版「世界空港ランキングTOP10」をご紹介します。

「スカイトラックス社」は1989年に設立された、英国ロンドンを拠点とする世界の航空格付け会社。

航空会社にとっては、このスカイトラックス社の格付けがお客様獲得に直結しますので、非常に大切なランキングです。

JALやANAは現在航空会社ランキングで最上位の5つ星評価を得ています。(スカイトラックス社2019年版)

各航空会社のサイトでももちろん掲載されている情報ですので、今後の旅行の際に航空会社選択の目安にしてみてはいかがでしょうか。

目次

【2020年版】世界空港ランキングTOP10

旅行の際に多くの時間を過ごす空港は、空港によってただの待つ場所なのか、目的地になりうるかで旅行のイメージも大きく変わります。

早速10位からみていきましょう!!

第10位 : 関西国際空港(大阪)

関西国際空港(KIX)は1994年に開港し、以来日本にとって重要な国際ハブとなり、24時間運行の国内線と国際線の両方で最大のネットワークの1つを提供しています。 関西国際空港は、2020年にアジアで最優秀空港スタッフ、世界最高の空港スタッフ、手荷物配達に関する世界最高の空港に選ばれました。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

24時間運行できるというのはかなりポイントが高いようです。

アジアやオセアニアから北米に行く航路だと、日本はハブ空港として機能します。

また、アジアのLCC(格安航空会社)、国内のLCCもほとんどが関西国際空港利用で普及し

た点が評価されたのではないでしょうか。

第9位 : スキポール空港(オランダ・アムステルダム)

アムステルダム空港スキポールは、オランダの主要国際空港です。 スキポール空港は、乗客数の点ではヨーロッパで3番目に忙しい空港であり、航空機の移動の点ではヨーロッパで最も忙しい空港です。 スキポール空港は、2020年に西ヨーロッパのベスト空港に選ばれました。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

日本人にも馴染みが深いオランダのスキポール空港がランクインです。

なぜ日本人に馴染みが深いかというと、オランダへの直行便というよりは他のヨーロッパへの乗り継ぎ空港として利用するケースが多いからです。

日本からヨーロッパへいく場合は北極圏ルートが最短になります。

近年ではフィンランドのフィンエアーがその地の利を生かして日本での就航本数を増やしていますが、オランダ経由もまだまだ人気です。

また、スキポール空港は「単一ターミナル」という作りになっているので、出発・到着・乗り継ぎを全て徒歩移動で完結できます。

乗り継ぎの出入国検査もないので、スムーズな乗り換えが可能です。

KLMオランダ航空がメインで、「スカイチーム」にとってのハブ空港として「デルタ」航空も多く利用しています。

第8位 : 中部国際(セントレア)空港(愛知・名古屋)

セントレアとして知られる名古屋の中部国際空港を利用した2014年の乗客数は980万人でした。 空港は国内交通の割合が高く、アジアの都市への地方路線が多数運行しています。 長距離路線には、ヘルシンキ、フランクフルト、ホノルル、デトロイトがあります。 セントレアは、世界で最も優れた地域空港、および2020年に1,000〜2000万人の乗客に選ばれました。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

ちょっと以外な順位でした。関空よりも上にあるイメージはなかったので。

もちろん近年で考えれば、アジアの利用は多くなっていました。

アジア各国の日本観光のメインはゴールデンルートと呼ばれる東京と大阪のを一筆書きで移動。途中は富士山を観光する。

ただ、リポーターが増える中では岐阜の白川郷や石川の金沢なども人気になっています。

地方空港でありながら、利用乗客数が伸びている点が評価されたのでしょうか。

第7位 : 東京成田国際空港(千葉)

東京成田空港は、日本の首都圏にサービスを提供する国際空港です。 成田は、日本航空と全日空の国際ハブ空港です。 2016年現在、成田は日本で2番目に利用客の多い空港です。 成田空港は、2020年に世界最高の空港ダイニングに選ばれました。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

日本の玄関と言えば成田空港ですね。

世界最高の空港ダイニングに選ばれたということで、やはり日本の空港はサービス面での評価が高いという点が評価されていますね。

第6位 : 香港国際空港 (香港)

香港国際空港は、中国本土の44の目的地を含む、世界中の約180の場所への100を超える航空会社のフライトを運航しています。 かつて、World Airport AwardsのAirport of the Yearタイトルの複数の勝者です。 香港は、2020年に世界最高の空港入国管理局に選ばれました。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

アジアでも最大規模のハブ空港。

キャセイパシフィック航空の第三国飛行などで一躍アジア最大になりました。

そのキャセイパシフィックの空港ラウンジも充実しており、私もラウンジホッピングをわざわざしていたくらいです。

香港中心地へのアクセスは抜群ですし、そもそも国土が小さいので国家戦略としてもハブ化を目指して成功しています。

第5位 : ミュンヘン空港 (ドイツ)

ミュンヘン空港はドイツで2番目に忙しい空港であり、ルフトハンザドイツ航空の第2のハブです。 150を超える小売店と50か所以上の飲食店があり、市内中心部のような場所です。旅行者や観光客に多くの見所を提供しています。 ミュンヘンは、ヨーロッパのベスト空港、中央ヨーロッパのベスト空港、ベスト空港に選ばれました。2020年の乗客数は4,000万〜5,000万人です。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

ドイツの第一空港はフランクフルト空港で、ルフトハンザ航空もメインで利用。

しかし、観光地へのアクセスや飽和状態のフランクフルトに比べて快適性が評価されたようです。

第4位 : 仁川国際空港 (韓国)

仁川国際空港は韓国で最大の空港であり、世界で最も忙しい空港の1つです。 世界空港賞のエアポートオブザイヤーの優勝者です。 仁川国際空港は2020年に世界最高のトランジット空港の勝者に選ばれました。仁川国際空港のターミナル2は2020年に世界最高の空港ターミナルに選ばれました。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

日本人の場合には、ハワイに行く際の一つのオプションに大韓航空を選ぶことも多いかもしれません。

先ほどの香港国際空港と同じく、第3国飛行やトランジットをメインに力を伸ばした空港です。

日本国内の地方空港からヨーロッパへの旅行をする際にも、成田や羽田を経由するよりも仁川経由で行った方が、時間、金額としても魅力になっている場合が今も多いですね。

第3位 : ハマド国際空港 (カタール)

ハマド国際空港は、カタールの首都ドーハへの国際空港です。 空港は、世界で最も建築的に重要なターミナル複合施設であると同時に、最も豪華でもあると言われています。 ハマドは、2020年に中近東の最高の空港、最高の空港:3,000万〜4000万人の乗客、および中東の最高の空港スタッフに選ばれました。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

その豪華さが認められていますね。

オイルマネーを背景にして、今では日本からも格安でヨーロッパに行く場合にはカタール航空を選択することでかつてないほど安く行くことができます。

時間はかかりますが、カタール航空は機材も最先端を行っていますので、選択肢の一つとしてはいいのではないでしょうか。

第2位 : 東京国際空港羽田 (東京)

国内線と国際線の両方のターミナルを誇る東京国際空港羽田は、観光志向の国としての日本の発展を促進する上で非常に重要な役割を果たしています。 羽田は最優秀空港に選ばれました:7000万人以上の乗客、世界で最もクリーンな空港、世界で最も優れた国内空港、2020年で世界で最も優れたPRM(パートナーリレーションシップマネジメント) /アクセス可能な施設。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

国内線と国際線のアクセス利便性ではここ数年で本当に改善されました。

まだまだ羽田の国際線発着枠は人気があり、航空会社によっては成田枠を全て羽田に写す動きが見られています。

都心とのアクセスもいいですし、発着時間も成田に比べて比になりません。

トランジット滞在を見越した新たなホテル、施設がオープンしますので一層利便性向上が見込まれます。

第1位 : チャンギ空港 (シンガポール)

シンガポールチャンギ空港は、世界中の200を超える目的地に顧客をつなぎ、80の国際航空会社が週5000便の到着と出発を行っています。 チャンギ空港は、アジア最高の空港、世界最高の空港レジャーアメニティ、最高の空港に選ばれました。2020年の乗客数は6000〜7千万人です。

                      引用:スカイトラックス社(和訳)

第一位はシンガポールのチャンギ空港です。

ハブ空港としての機能はピカイチです。

香港と同じく、シンガポールも小さい土地というデメリット上、国家戦略としてハブ空港を目指しました。

チャンギは空港に訪れたいと思えるほど充実した施設が整っています。

トランジット時間を利用して、ツアーに参加することもできてしまいます。

まとめ

全体として、ハブ空港としての機能がまずは評価されていました。

その他には空港自体の清潔感、混雑具合も加味されていそうです。

規模で考えるとUAEのドバイ国際空港が入っていない点は理由が気になります。

エミレーツ航空が独占しすぎている点・・・広すぎる点・・でしゅうか。

それにしても日本の空港が4つもランクインしているとは意外ですが、嬉しい結果でした。

終わり

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