私はこの記事を書いた1年後には希望通りIT業界に転職を成功し、現在はデータサイエンティストとして働いています。
改めて過去の記事を読み返し、現在の考えも追記していきます。(2021/6/30追記)
2020年は全世界がコロナウイルス蔓延により、世界がガラッと変わった。
企業倒産とは無縁だと高をくくっていた私は、転職しようと思いつつもなかなか本気にならず時間だけが過ぎ去った。
時間を浪費する中で行ったことは
・転職サイトに登録
・転職サイトの担当者と面談
この2つは過去数年繰り返しました。
分かったことと言えば、
転職意思が弱い状況だと双方にとって無意味でしかありません。
転職サイトは登録をするとまずはすぐに面談の日取りを決められてしまいます。。
WEB登録時の質問で「転職時期はいつ頃ですか?」という項目が必ずあります。
半年以降先を選んだとしても、とりあえず面談を迫られます。
そして、ヒアリングが終わって言われることはいつも同じ。。
転職をしたい3ヶ月前くらいから活動しましょうと。。
面談はなんだったのかと面談者担当者への不信感が募るだけでした。。
目次
転職サイトは自分の市場価値を知るいい機会!
「ひとまず登録」は無駄ではないが無意味になる恐れも・・
転職をするのであれば、次にどういった場所で働きたいか考える必要があります。
当たり前ですよね。
転職の王道の戦略は「軸を少しずらす」です。
転職といえばmotoさんがとても有名です。
私も書籍は読みましたし、何より転職というものに対しての価値観が大きく変わりました。
正直もっと早く出会いたかったと思えるほど有益な本なのでおすすめです。
「軸をずらす」とは、
例えば、メーカーの営業をしている方が物をうるスキルを活かして
別の業界(物ではない)の営業職につくなどです。
この例に当てはまる方は多いと思います。そして需要もそれなりにありますので、転職しやすい部類になります。
私の場合は少し特殊な業務についていました。
旅行会社の国内最大手で商品企画をしていました。
商品企画だけではなく、販売促進なども行なっていましたが、例えばメーカーの商品企画などとは企画の流れも大きくことなりますし
真っ正面から求人を探しても現職の条件を上回るポジションにつくことはかなり難しい状況でした。
他の業界では理解されない業務(評価されにくい)についているとなかなか軸をずらすこともままなりません。
おそらくこういった場合は、
①若いうちに未経験転職する
②同じ業界内で転職する
の2択です。
30歳を超えると①はかなりハードルが高いです。
当たり前ですよね。このくらいの年齢であれば、採用後数年で管理職候補ですから
素人は求めていないことが多いです。
希望給与を大幅に下げれば雇ってもらえますが、なかなか難しいですよね。
✳︎結局コロナ禍で本業の年収が下がったため、結果としてコロナ前よりは下がりましたが、転職を決意しました
そうすると②しかないのですが、業界最大手で働いているので
業界内では全て条件が悪くなり転職はできません。(するメリットがない)
はい。
実はこんな理由もあってなかなか現実的に考えてきませんでした。
転職に必要なスキルを身につける努力をする
ここまで分析してみるて、転職マストで考えると
①転職先が求めるスキルをなんとかして身につける
②上手く軸をずらせる業種を探してコミット
③起業するorフリーランスになる
かなと。
結論①と③の両輪にします。
数学的に図示すると
①>③
です。
理由は②は結局給与が下がる可能性が高いことと、見つからないリスクと、
その作業自体に自己の成長に繋がる要素がないからです。
結局は転職しないという結論にすぐなりそうなので除外しました。
その後私はスキルを身につけるために思考錯誤を繰り返しましたが、
今思うと効率が悪く、継続力もないことをしていたんじゃないかなと反省しています。
未来に必要なスキル考える(職種・業界)
次は、今後求められていく「スキル」を考えてみます。
まずは、どの職種、業界に進むのか。
アフターコロナの働き方(職種)は
✔️ リモートワーク
✔️ ジョブ型
リモートで働けて、手に職がある専門性タイプといったところでしょうか。
次に業界です。
どの業界も完全に消滅することはないでしょうが、経済規模は激変しそう。
そして、これからも伸びる業界はざっくり
・IT企業
は間違いなさそうです。
すぐにテレワーク対応できた多くの企業はIT企業でした。
同じ業界でも、リアル中心の企業よりも、WEB中心の企業の方が
有事に時には強いですし、生産性も高い。
転職サイト大手のマイナビのこんな調査データも発見しました。
未経験IT転職は簡単ではなさそうです。。
※私は結果としてIT業界に転職をし、90%以上はリモートワークで働いています。
また、コロナ禍でわかったことは、急に業界全体が大打撃を受ける可能性がある。
ということ。
IT業界かつリモートワークかつスキル型の仕事を狙いますが
結局はどの業界でも活かせるスキルを身につけた方が良さそう。
✔️ 総務
✔️ 人事
✔️ 経営戦略
✔️ マーケティング
✔️ エンジニア OR プログラマー
だいたいこのあたりでしょうか。
このうち、誰でもスキルを伸ばせそうな職種は
マーケティング、エンジニア、プログラマーあたりでしょうか。
(すみません。私の興味も少し含まれています)
なにはともあれ「ITパスポート」を勉強した方がいい!
「ITパスポート」
「IT社会で働く上で必要となるITに関する基礎知識を習得していることを証明する国家資格です。」
と公式サイトにも記載されている初歩的な試験です。
資格受験をしている層は大学生ですので、就活前にとるや入社後すぐに会社の研修として取得を目指す試験と捉えられます。
ですので、IT業界であれば最低限知っていなくてはならない知識が体系的に勉強できる資格です。
この資格を取れば転職できる、有利になるといったことは全くないです(私は転職活動中は一切勉強せず、入社後個人的に取得しました)
難易度は高くないので、このレベルを自学できなかったり、全く興味が持てないのであれば日々新技術が出て学んでスキルアップ
していくことが当たりまえの業界に途中から飛び込むのは自殺行為です。
だって、少なくとも今IT業界で働いている方々にとっては常識であることばかりだからです。
ITパスポートのいいところは、現代の流れにしっかりと対応した問題を取り入れているという点があります。
ここ数年でもどんどんと新しいスキルやトレンドが生まれているので、今の業界を理解する基本の役にもなります。
今でいえば、5Gの問題なども増え、他業界の方でも気になる内容もあります。
ですので、あまり古い過去問題は参考として学習するにはいいかもしれませんが、必ず最新版の勉強をした方が
転職に向けては非常に有益な知識を身につけることができます。