今何かと話題のクルーズ旅行について、クルーズ旅行の経験から客観的にご説明します。
目次
1、クルーズ旅行は決して高くない
クルーズ旅行と聞いていくら位を想像したでしょうか。
ざっと30〜50万円くらいでしょうか。
安いと10万円もあれば5日間程度のクルーズ旅行はできます!!
ん?ちょっと高いと感じた方もいらっしゃると思いますが、
10万円の中には下記が含まれています。
★10万円に含まれるもの
- 移動代
- 宿泊代
- 食事代
- エンターテインメント
旅行で発生する不安やトラブルってたくさんありますよね。
格安で飛行機のチケットをゲットしたけど、現地移動に費用がかさんだ・・
格安でホテルを予約したけど、行ってみたら場所が不便だった・・
渋滞に巻き込まれて見たかったイベントなどが間に合わなかった・・
さらに子供連れの場合は
- 子供に合わせてゆとりをもとう
- 飛行機での耳鳴りや食事、着替えやオムツ替えをどうしよう
- 騒いで周りに白い目で見られないか
- 食べられるご飯はあるのか
などなど不安が絶えないですよね・・
今あげたような不安がほぼ解消されて値段もそんなに高くないので、
✔️財布にも親の心(ストレス)にも優しい旅行がクルーズなんです!!
2、外国船なら旅行代金が安い(ラグジュアリー船は除く)
クルーズ船を選ぶ時に知っておきたいこととして、日本の会社が運営しているいわゆる邦船と外国船があります。
通常の会社で言えば、国内企業が、外資系企業かといったところです。
で、なぜ外国船の旅行代金が安いかというと
✔️カテゴリーの比較的低い船がたくさんあるからです。
カテゴリーとは何ぞやというところですが
ホテルに5つ星、4つ星、3星などランクがあるように、クルーズ船にもランクがあります。
ざっくりと上から
- ラグジュアリー(最上位の一部を「ブティック」と呼ぶ)
- プレミアム
- カジュアル
と分けられています。
そして、邦船で有名な「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびーなす」
はプレミアム〜ラグジュアリーの間くらいと比較的上のカテゴリーになります。
カジュアルクラスが日本にはないんです。。。フェリーならありますが・・・
ちなみにこのカテゴリーの違いは船の大きさだと思っている方が多いのですが
大きさではなく
1乗務員に対してのお客様人数(サービスのきめ細やかさ)
で決定しています。
ラグジュアリーであれば1乗務員あたり2〜3人のお客様と定員を制限していますが
プレミアム⇨カジュアルとカテゴリーが下がるにつれて1乗務員あたりのお客様人数が増えます。
そして、カテゴリーが高いほどにドレスコードや船内の雰囲気が大人っぽくなるので
子連れならカジュアルクラスがおすすめ!
3、客室タイプ
ホテルと同じで、客室も旅行者のスタイルに応じてざっくり4種類あります。
- 内側(窓がない)
- 海側(窓があり、外が見えるが開かない)
- バルコニー付(クルーズの醍醐味、空気の入れ替えやベンチでゆったり)
- スイート(バルコニー付でより広い客室で、サービスも1段上)
だいたいどのクルーズ船でもこの4つのタイプがあります。
料金重視で行くなら「内側」客室です。
また、基本は2名1室ですが、3・4名1室もある場合はさらに安くなりますのでおすすめです。
この場合はプルマンベットという二段ベットやソファーベットでになります。
4、はじめてなら日本発着クルーズがおすすめ!!
日本発着クルーズであれば、飛行機に乗らずに旅行ができます。
1週間程度の旅行なら、台湾または韓国にも行くことができます。
実は外国船にはカボタージュという制度があり、日本国内のみで旅行を完結することができません。
これは邦船を守るため(邦船は日本国内のみでの旅行完結が可能)で、
外国船は日本発着の場合でも必ず1度は海外に寄港する必要があるんです。
なので海外旅行なんです!!
- パスポートが必要
- 船内は外国の法律が適用
- 乗務員は外国籍が多い(日本語対応も結構ありますし、日本発着なら全て日本語対応しています)
気軽に初海外旅行も可能です。
そして、乗務員には厳格な役職等級で分けられているのですが、通常のクルーの多くは東南アジア出身社が多いんです。出稼ぎとして100日間など連続して乗船して母国に帰ったりといった生活をしてるので船の運営費という観点では比較的安く住んでいると行った理由もあります。
通常の旅行でも東南アジアなどアジア圏の旅行では現地費用が圧倒的に
安くなりますよね。
また、多くの人数が一度に乗船するので、食事の食料仕入れなども大量に行っており安く済んでいるという面など工夫がされています。